ダイヤモンドオンライン2022.9.1 4:40窪田順生
■男性の孤独は寿命を縮める?
突然だが、「寿命を縮める」と聞くと何が思い浮かぶだろうか。
まず「高血圧」と答える人は多いはずだ。テレビCMなどでも高い血圧を心配するようなメッセージは毎日のように流されている。また、「タバコ」という人もかなりいるのではないか。喫煙者ががんになる確率が高いことはよく知られている。
そんな世間のイメージは概ね正しい。「日本における危険因子に関連する非感染症疾患と外因による死亡数(2019年)」というデータがある。これは日本人がどんな原因で体を悪くして、亡くなっているのかという死亡者数を調べたもので、もっとも多いのは「高血圧」で約19万人、次に多いのが「喫煙」で約18万人、そして「高血糖」の約10万人となっている。(出典:Nomura S, Sakamoto H, Ghaznavi C, Inoue M: Toward a third term of Health Japan 21-implications from the rise in non-communicable disease burden and highly preventable risk factors. The Lancet Regional Health ? Western Pacific 2022;21:100377)
つまり、よく言われる「高血圧をほうっておく」「タバコを吸う」「運動せずに太っている」というのは、やはり健康に悪く、寿命を縮めていることが、データでも裏付けられているのだ。
ただ、実はあまり知られていない「人を早死にさせる原因」がもうひとつある。それは「孤独」である。厚生労働省が掲げている国民の健康増進を目指す指針「健康日本21(第二次)」の取りまとめを行った、東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野の辻一郎教授はこう語る。
「公衆衛生の世界では、都会で誰とつながりも持たず、孤独さを感じながら生きている男性というのは、太った人がタバコを吸っているのと同じくらい体に悪いことをしていると言われています」(辻教授)
ドキッとした男性諸氏も多いのではないか。2020年の国勢調査によれば単身世帯は2115万1042世帯あって、65歳以上男性の一人暮らしは約231万人いる。今後もこの数はさらに増えていくと言われている。つまり、今は家族やパートナーと一緒に暮らしていたとしても、「孤独な男」になる可能性はかなり高いからだ。
それにしても、なぜ「孤独」という心の問題が、タバコや肥満と同じくらい健康を害するのか。それを説明するためには、まずは今、世界で「ポジティブサイコロジー」という概念が注目されていることを知らなくてはいけない。
■心が健康に影響を及ぼすメカニズムとは
実は今、健康長寿には“心”が大きな影響を及ぼすことがわかってきており、世界でさまざまな研究や調査が進んでいる。これらの学問を総称して「ポジティブサイコロジー」と呼ばれている。
「例えば、明るく前向きな生き方をしていたり、自己肯定感をちゃんと持っていたり、生きがいや人生の目的を強く感じている人の方が健康で長生きをすることがさまざまな調査で明らかになっています。また、友人が多くて、趣味やスポーツなどに積極的に参加している人も同様に寿命が長いことがわかっています。
一方、孤独の問題は深刻化していきますので、これから20年も経過すれば、“メタボやタバコに気をつけようなんて言っていた時代はラクだったね”なんて昔を懐かしむような時代がやってくるかもしれませんね」(辻教授)
では、心が健康に影響を及ぼすメカニズムはどうなっているのか。
現時点では、交感神経系の減弱と副交感神経系の亢進(高ぶり進むこと)が引き起こされることで、心血管系への負荷を減少させたり、ストレス性の炎症反応などが減弱したりして、感染症の抑制などが進むことがわかっている。また、ストレスによって分泌される「コルチゾール」という副腎皮質ホルモンが低下することで、心血管疾患・代謝性疾患・免疫性疾患リスクも低減されることも大きいという。
このポジティブサイコロジーを裏付ける、世界でも例を見ない調査が実は日本で発表された。それが辻教授らが中心となって行われた「希望寿命」の調査だ。
■「平均寿命より短くてもよい」と思う人は実際に寿命が短い!?
1990年、宮城県内の40歳から64歳までの約4万人を対象に寿命について「長いほどよい」「平均寿命ぐらいが良い」「平均寿命より短くてもよい」という三つの答えを選んでもらった。それから25年後にあたる2015年までの生存状況を調査したところ、興味深い事実が浮かび上がったのである。
※以下リンク先で
引用元: ・【社会】都会で孤独な男性は「早死にリスク」が肥満のヘビースモーカーと近いワケ [七波羅探題★]
あんまり癒やされてる気がしないw
やりたいこと出来なくなってボケてまで生き延びたいとはおもわない
健康に気を使うのは金なくてもできるのに
寝たきりになって介護施設に入れられるより、ポックリ逝ったほうが幸せかもしれない。
早死した母親と高齢の父親を見てるとそう思う。
羨ましかったぞw
その代わり子育て費が莫大やん
お金があって楽しく生きてれば独身でも幸せだと思う
人生の終盤は別だけど
配当金+週3バイトとかでセミリタイア出来るけどね
俺やんけ
都内、一人暮らし、引きこもり
チャットはするけどミーティングの会話すら無いな
もうこれ山籠りに近いし、宗教的な悟りを開く方向しかないな
酒もタバコもやらず大麻にすらアレルギー起こして
そんなんで精神的に充実するんか?
太く短く図太く生きるべき
俺は独身だけど、子供が独立した後での離婚が周囲で増えているようだ。俺もその年代だしな
孤独を恐れる既婚者の皆さん
子はかすがいというのは本当らしい
気をつけて
まったく同じ
先日の同窓会でもそんな話だった
最近は子供も大人だから、子供から「ママもう別れちゃいなよ!」言う
関連施設は閉鎖していってるしな
誰かといるといちいち気を使うのが糞すぎる
あきらかに1人の方が面白い
三十代まではそう思ってたけど、
四十過ぎるとな。
四十代半ばで結婚したけど、
誰かと暮らすってのも悪くないよ。
今はそれを感じる機会は少ないと思うけど
本当に淋しけりゃ飲みにでも行けばいいし
誰かヒマな友達でも呼ぶなりすりゃ
友達がいねえんだよw
人によるんだろうね
結婚してても夫婦仲がイマイチで孤独を感じる人もいるだろうし
結婚には向き不向きはあるな
あんまり独身を追い詰めてやるなよ
この記事見て、じゃあ頑張って結婚しよう、なんて思う独身ほとんどいねぇだろ
収入が低い、容姿が悪い、コミュニケーション能力が低いとか、色々な要素が重なって結婚できない奴が多いんだよ
ストレスの原因は孤独だけじゃないでしょ
孤獨自體はあくまで現象でしかないからな
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